SOAR ダッシュボード ウィジェットを追加する
このドキュメントでは、ケース、アラート、プレイブックから導出された SOC のステータスに関連するデータを表示するために使用できる Google Security Operations SOAR ダッシュボード ウィジェットについて説明します。ウィジェットを使用すると、アラートの削減、ケースの優先順位付け、自動化のパフォーマンスなどの主要な指標を SOAR ダッシュボード内で直接可視化できます。各ダッシュボードには最大 12 個のウィジェットを含めることができます。ウィジェットはモニタリングのニーズに基づいて追加できます。
ウィジェットには、ケースにグループ化されたアラートの割合が表示されます。これにより、アラートのグループ化が調査を必要とする個々のアラートの数を減らすのにどのように役立つかを確認できます。
たとえば、[アラートの削減] ウィジェットには、次の式を使用してケースとアラートの比率が表示されます。
1 - (ケース数 / アラート数)* 100%
4 つのアラートが 3 つのケースにグループ化されている場合、4 つの個々のアラートが 3 つのグループ化されたケースに置き換えられるため、調査が必要なアラートの数は 25% 削減されます。
SOAR ダッシュボードにウィジェットを追加する
- [ダッシュボードとレポート] > [SOAR ダッシュボード] に移動します。
- [ 追加 ウィジェットを追加] をクリックします。
- [ウィジェットの設定] ダイアログで、次の操作を行います。
- ウィジェットのタイトルを入力します(必須)。
- [時間] フィールドと [環境] フィールドは、ダッシュボードの設定に基づいて自動入力されます。
- [ウィジェットの幅] を選択します。
- [Data Display Form] を選択します。
- 円グラフ(デフォルトの形式)
- 横棒グラフ
- 縦棒グラフ
- テーブル
- サイドペインで、選択した表示フォームに関連するフィールドを指定します。
- たとえば、円グラフを使用する場合は、次のように構成します。
- 数
- 計算フィールド
- グループ条件
- 検索結果の表示件数
- Order by
- テーブルの場合、フィールドには次のものがあります。
- 数
- 計算フィールド
- 軸 A
- Axis B
- [フィルタ] ペインで、適用するデータフィルタを選択します。
- デフォルトでは上位 15 個のフィルタが表示されます。
- 検索バーを使用して、リストにないフィルタを追加します。
- [保存] をクリックして、指定した表示形式、フィールド、フィルタを使用してウィジェットをダッシュボードに追加します。
データ表示フォームと対応するフィールドの詳細については、データ表示フォームとフィールドを表示するをご覧ください。
データ表示フォームとフィールドを表示する
<tr>
<td>
Table
</td>
<td>
<ul>
<li>
Number of
</li>
<li>
Calculate field
</li>
<li>
Axis A
</li>
<li>
Axis B
</li>
</ul>
</td>
</tr>
データ表示フォーム | フィールド |
---|---|
円グラフ 横棒グラフ 縦棒グラフ |
|
Number of | グループ化フィールド |
---|---|
[アラート] を選択した場合 |
|
[ケース] を選択した場合 |
|
[ハンドブック] を選択した場合 |
|
さらにサポートが必要な場合 コミュニティ メンバーや Google SecOps のプロフェッショナルから回答を得ることができます。