デフォルトのアラートビューを定義する

以下でサポートされています。

このドキュメントでは、管理者が [ケース] ページに表示されるデフォルトのアラートの概要を定義する方法について説明します。システムは、次のいずれかの状況でこのデフォルト ビューを表示します。

  • アラートにハンドブックが添付されていません。
  • アラートには、ロールごとにカスタマイズされたビューを含むプレイブックが添付されていますが、ユーザーのロールに固有のビューはありません。カスタマイズされたアラートビューの詳細については、Playbook Designer からカスタマイズされたアラートビューを定義するをご覧ください。

デフォルトのビューを定義するには、[SOAR 設定] > [ケースデータ] > [ビュー] > [デフォルトのアラート ビュー] に移動します。

デフォルトのアラートビューでウィジェットを定義する

[Default Alert View] ページには、一般的なウィジェットのリストと、レスポンス統合の事前定義済みウィジェットのセットが表示されます。ウィジェットをサイド テンプレートにドラッグして、ビューをカスタマイズできます。デフォルトのウィジェットには以下が含まれます。

  • カスタム フィールド フォーム: アナリストがアラートに関する追加情報を入力するためのカスタム フィールドが表示されます。カスタム フィールドを作成する方法を学習します。
  • エンティティのハイライト: アラートに関与している各エンティティのハイライトされたフィールドが表示されます。フィールドをハイライト表示する方法は 2 つあります。
    • [データ探索] ページで、エンティティを選択し、フィールドを選択して、[ハイライトに追加] をクリックします。エンティティ フィールドがウィジェットに表示されます。
    • [SOAR Settings] > [Data Configuration] > [Properties Metadata] に移動し、フィールドを選択してハイライト表示としてマークします。フィールドがエンティティの一部である場合、ウィジェットに表示されます。
  • イベント テーブル: すべてのアラート イベントとそのプロパティを表示します。テーブルに表示するフィールドを 6 つまで選択します。各行の横にある角かっこをクリックして、行の順序を変更し、デフォルトのプレースホルダをカスタマイズします。各行に複数のプレースホルダを追加することもできます。実際のディスプレイで、表の行のいずれかをクリックして、イベントの詳細情報が表示されたサイド ドロワーを開きます。
  • HTML: HTML コードを使用して分析情報を作成し、プレースホルダを介して関連するアラート情報を挿入できます。
  • フリーテキスト: アラートとハンドブックに表示するフリーテキストを追加できます。
  • Key Value: さまざまなソースから特定の詳細を選択して、ビューに表示できます。例: キー - プロダクト値 - [Alert.Product]
  • エンティティ グラフ: エンティティ間の関係を視覚的に表します。[Explore] ページに表示される内容と同じです。
  • 分析情報: ハンドブックの分析情報アクション、一般的な分析情報、追加されたその他の分析情報のすべての分析情報が HTML 形式で表示されます。
  • 保留中のアクション: ユーザー入力を待機中のハンドブックのアクションをすべて一覧表示します。これにより、アナリストはハンドブックの実行を維持するために必要なタスクを特定できます。
  • クイック アクション: アナリストがアラートの概要から事前に定義されたアクションを直接実行できるアクション ボタンが表示されます。詳しくは、ケースに対してアクションを実行するをご覧ください。
  • 複合検出: SIEM と SOAR の両方を使用する Google SecOps のお客様のみが利用できます。このウィジェットは、アナリストがケース内のアラート コンポーネントを理解するのに役立ちます。複合アラート(チェーン化されたルールによって生成される)の場合、ウィジェットには、検出アラートと統合データモデル(UDM)イベントが表示されます。単一の非複合アラートの場合は、そのアラートに関連付けられている特定の UDM イベントが表示されます。この情報により、アナリストはアラートの構造とその根本原因を調べることができます。

ウィジェットを追加

デフォルトのアラート ビューにウィジェットを追加する手順は次のとおりです。

  1. [SOAR 設定] > [ケースデータ] > [ビュー] > [デフォルトのアラート ビュー] に移動します。
  2. ウィジェットをテンプレートにドラッグします。
  3. ウィジェットはいつでも並べ替えて、お好みのビューにできます。

ウィジェットを編集する

  1. 編集中のウィジェットで、[ 設定 ] [構成] をクリックします。
  2. タイトル、説明(ツールチップ)、幅(50% または 100%)を編集します。
  3. [保存] をクリックします。

さらにサポートが必要な場合 コミュニティ メンバーや Google SecOps のプロフェッショナルから回答を得ることができます。