カスタムビンを作成する

ビン計算フィールドを使用すると、計算フィールドや SQL で CASE WHEN 式やロジックを作成しなくても、数値型のディメンションのアドホックな数値階層を作成できます。

ビンを使用した計算フィールドは、データの粒度を調整するために、値を特定の整数範囲に素早くグループ化するときに便利です。

このページでは、カスタムビンを作成、編集する方法について説明します。内容は次のとおりです。

再利用可能なデータソースでカスタムビンを作成する

再利用可能なデータソースにあるカスタムビンは、そのデータソースを含むすべてのレポートで使用できます。データソースでカスタムビンを作成するには、以下の手順を行います。

  1. データソースを編集します

  2. [ フィールドを追加] をクリックします。

  3. [ビンを追加] を選択します。

  4. ビン オプションを設定します。詳細については、カスタムビンを構成するをご覧ください。

  5. [保存] をクリックします。

レポートの編集中にデータソースのカスタムビンを作成する

別の方法として、再利用可能なデータソースまたは埋め込みデータソースにカスタムビンを作成することもできます。以下の手順を行います。

  1. レポートを作成または編集します。

  2. [データ] パネルで、[ フィールドを追加] をクリックします。

  3. [ビンを追加] を選択します。

  4. ビン オプションを設定します。詳細については、カスタムビンを構成するをご覧ください。

  5. [保存] をクリックします。

データソースでカスタムビンを編集する

カスタムビンと計算フィールドは、データソースでは fx という記号付きで表示されます。数式を編集するには、フィールド名の横にある fx をクリックして数式エディタを開き、必要に応じてフィールドを調整します。

[接続を編集] メニューのフィールド一覧で、横にある fx アイコンをクリックすると、[My Calculated Field](計算済みフィールド)という名前の計算フィールドの数式エディタが開きます。

グラフ固有のカスタムビンを作成する

グラフ固有のカスタムビンは、そのビンが作成されたグラフでしか使用できません。

グラフ固有のカスタムビンを作成するには、以下の手順を行います。

  1. レポートを作成または編集します。

  2. 新しいグラフを追加するか、既存のグラフを選択します。

  3. [プロパティ] パネルの [設定] タブで、[+ ディメンションを追加] をクリックします。

  4. フィールドの一覧の下部にある [+ ビンを追加] をクリックします。

  5. ビン オプションを設定します。詳細については、カスタムビンを構成するをご覧ください。

  6. [保存] をクリックします。

カスタムビンを構成する

カスタムビンを作成する際に、Looker Studio でデータをグループ化する方法を定義するオプションをいくつか構成できます。

  • ビンの作成に使用するフィールドを選択: [ビンの作成に使用するフィールドを選択] プルダウン メニューから、ビンの作成に使用する既存の数値フィールドを選択します。
  • ビンフィールドの形式: [ビンフィールドの形式] プルダウン メニューから、ビンの形式を選択します。選択できるオプションは次のとおりです。
    • 区間「[x,y)」 - x から y までの範囲(x は含むが、y は含まない)を表示します。
    • 整数「x ~ y」 - 整数で表される離散値(年齢など)のグループを作成する場合にのみ使用できる形式です。
    • 関係演算子「>=x かつ < y」 - 連続値(ドルなど)のグループを作成する場合に最適な形式です。
  • 新しいフィールド名: [新しいフィールド名] フィールドに名前を指定します。
    • これは、レポートに表示されるデフォルトの名前です。個々のグラフでこの名前を変更するには、ディメンションの選択ツールで名前を編集します。
    • フィールド名は一意でなければなりません。
    • 予約済みキーワードはフィールド名として使用できません。
  • 新しいフィールド ID: データソースでカスタムビンを作成する場合は、必要に応じて [新しいフィールド ID] フィールドでデフォルトの ID を編集できます。Looker Studio は、フィールド名を使用せずにフィールドを識別する場合にこの ID を使用します。
  • フィールドの情報を更新: カスタムビンを作成する際、最初に [フィールドの情報を更新] をクリックして、ディメンションの値(最小値、最大値など)を確認しておくこともできます。この情報は、値のビンを指定する際に必要となる場合があります。
  • 自動値を適用: [自動値を適用] をクリックすると、[均等サイズ] ビンの [ビンのサイズ]、[最小値]、[最大値] の各フィールドに自動的に値が入力されます。
  • ビンのタイプ: ビンのタイプを指定します。
    • 数値を等しい整数範囲でグループ化するには、[均等サイズ] を選択します。例えば、0-10、10-20、および20-30の範囲の値の階層に分割します。
    • さまざまな整数範囲のカスタムビンを作成するには、[カスタムサイズ] を選択します。例えば、0-15、15-75、および75-100の範囲の値の階層を作成します。
  • ビンのサイズと範囲: ビンのサイズと範囲をカスタマイズします。

    • 選択した [ビンのタイプ] が [均等サイズ] の場合は、[ビンのサイズ]、[最小値]、[最大値] に値を入力します。
    • 選択した [ビンのタイプ] が [カスタムサイズ] である場合は、[ビンのブレークポイント] ボックスで階層のブレークポイントを昇順で指定します。ブレークポイントはカンマで区切るか、Enter キー (PC)または Return キー (Mac)を押して改行で区切ります。Tab キーを使用することもできます。
  • 残りの値をビンに分類する: 指定した最小値と最大値の範囲外の値を Looker Studio で表示する方法を構成します。

    • [範囲外の残りの値に対して別のビンを作成する] チェックボックスをオンにすると、最小ビン値より小さい値は 1 つのビンに、最大ビン値より大きい値は別のビンにグループ化されます。これらのビンのラベルは、選択した [ビン フィールドの形式]([-inf, min)(max, inf] など)によって異なります。
    • このチェックボックスをオンにしない場合、最小値と最大値の範囲外の各値は、それぞれ独自のビンとして表示されます。

グラフ固有のカスタムビンを編集する

グラフ固有の計算フィールドは、グラフの [設定] タブの [プロパティ] パネルに表示されます。

フィールド名の横にあるフィールド タイプにカーソルを合わせると、fx 記号が表示されます。数式を編集するには fx をクリックします。数式エディタが表示されるので、必要に応じてフィールドを調整します。

グラフ固有のカスタムビンを再利用する

グラフ固有の計算フィールドとは、そのフィールドを作成したグラフでのみ使用できる計算フィールドです。グラフ固有の計算フィールドを直接的に再利用したり、他の計算フィールドから参照したりすることはできません。

ただし、グラフ固有の計算フィールドを含むグラフ自体をコピーすることは可能です。コピーしたグラフには、元のグラフに含まれていた計算フィールドもすべて残っています。あとは必要に応じて変更を加えて使用するだけです。