このページでは、Google Distributed Cloud(GDC)のエアギャップ ストレージ バケットからオブジェクトを削除する方法について説明します。
始める前に
プロジェクトの Namespace は、Management API サーバーのバケット リソースを管理します。バケットとオブジェクトを操作するには、プロジェクトが必要です。
次のオペレーションを実行するには、適切なバケット権限も必要です。バケットへのアクセス権を付与するをご覧ください。
バケット内のオブジェクトを削除する
コンソール
- ナビゲーション メニューで、[オブジェクト ストレージ] をクリックします。
- オブジェクトを含むバケットの名前をクリックします。
- オブジェクトがテーブルに一覧表示された [バケットの詳細] ページにリダイレクトされるまで待ちます。
- オブジェクトの詳細ページに移動し、[完全に削除] をクリックします。または、バケット オブジェクト リスト ビューで、オブジェクトの横にあるチェックボックスをオンにして、[完全に削除] をクリックします。
- 数分待ってからページを更新し、オブジェクトが削除されたことを確認します。
デュアルゾーン バケット内のすべてのオブジェクトはバージョン管理されているため、オブジェクトを削除しても、そのオブジェクトはストレージから削除されません。代わりに、オブジェクトに削除マークが付けられ、LIST 呼び出しで表示されなくなります。オブジェクトは、バージョン ID を指定することで取得できます。オブジェクトが完全に削除されるのは、削除の実行時に versionID
を指定した場合のみです。
gdcloud
バケットからファイルを削除します。
gdcloud storage rm s3://FULLY_QUALIFIED_BUCKET_NAME/OBJECT
暗号化 v2 を使用してバケット内のオブジェクトを暗号シュレッドする
バケットに属するすべての AEADKey を取得します。
kubectl get aeadkeys -n PROJECT_NAMESPACE -l cmek.security.gdc.goog/resource-name=FULLY_QUALIFIED_BUCKET_NAME
キーを削除するの手順に沿って、目的の AEADKey を削除してオブジェクトを暗号シュレッダーします。