Cloud Identity のユーザー アカウントを作成する

Cloud Identity でユーザーを管理するには、管理予定のユーザーごとにアカウントを作成する必要があります。アカウントを作成すると、Google のサービスにログインするためのユーザー名とパスワードがユーザーに付与されます。必要に応じて、ユーザーのプロフィールに詳細情報を追加できます。

ユーザー アカウントを作成する

大規模な企業向けの設定

  • Google Cloud Directory Sync を使用して、既存の LDAP ディレクトリ内のユーザーデータと Google アカウントを同期する(グループ、連絡先、組織も同期されます)。
  • Admin SDK Directory API を使用して、既存の LDAP ディレクトリ(Microsoft® Active Directory® など)のデータを使って多数のユーザーをプロビジョニングします。この API は GCDS よりも柔軟性がありますが、プログラミングが必要です。

アカウントを作成する際の注意事項

重要: 組織の新しい Cloud Identity アカウントにユーザーを追加する場合は、アカウントの競合を回避するために事前に対処しておくことをおすすめします。

その他のガイドライン:

  • 各アカウントのユーザー名が、そのユーザーのログイン名とメールアドレスの最初の部分になります。たとえば、ドメインが solarmora.com、ユーザーのメールアドレスが jsmith@solarmora.com の場合、jsmith がユーザー名です。組織の Cloud Identity アカウントに複数のドメイン名が関連付けられている場合は、Cloud Identity のユーザー アカウントの作成時にどのドメイン名を使用するかを指定します。
  • 新しいユーザー アカウントが検索可能な G Suite ディレクトリに表示されるまでには、最長で 24 時間ほどかかることがあります。

参照: 名前とパスワードのガイドライン

ユーザーがすでに Google アカウントをお持ちの場合

個人用 Google アカウントの作成に組織のドメイン名を使用したユーザーがいる場合、アカウントの競合が発生する可能性があります。既存の個人用 Google アカウントと同じユーザー名でユーザー アカウントを作成し、組織に追加すると、個人用アカウントと Cloud Identity アカウントの両方で同じアドレスが使用されます。2 つのアカウントで同じユーザー名を共有することはできません。

詳しくは、競合するアカウントへの対処に関する記事をご覧ください。