システム制限

このドキュメントでは、Google Distributed Cloud(GDC)エアギャップに適用されるシステムの上限について説明します。システムの上限は固定値で、変更できません。

システムの上限はすべてのオーディエンス グループに適用されます。GDC を正常に使用するには、各オペレーター、プラットフォーム管理者、アプリケーション デベロッパーが上限を理解する必要があります。詳細については、GDC エアギャップの対象ユーザーに関するドキュメントをご覧ください。

システム制限

次の表に、GDC のコンポーネントに適用されるシステム上限と、各システム上限の値を示します。

データベース

システムの上限 メモ
組織あたりのデータベース クラスタの最大数 153
データベース クラスタあたりの Postgres 接続の最大数 6000 最大接続数は、ワークロード、データベースの CPU、メモリに大きく依存します。最大 6,000 件の接続を使用する場合は、64 個の vCPU と 1 TB の RAM をおすすめします。ただし、ワークロードによっては、CPU と RAM の設定を低くしても機能する場合があります。
データベースあたりの最大ストレージ サイズ 2 TB

Managed Harbor Service

システムの上限 メモ
組織あたりの Harbor レジストリ インスタンスの最大数 5
プロジェクトあたりの Harbor レジストリ インスタンスの最大数 1
Harbor レジストリ イメージ レイヤの最大サイズ 128 GB
Harbor レジストリの最大ストレージ サイズ 1 TB このストレージの上限は、オブジェクト ストレージで使用可能な合計ストレージによって異なる場合があります。
最大同時リクエスト数 30 アーティファクトのサイズは 1 KB から 1 GB までさまざまです。

マルチゾーン

システムの上限 メモ
ユニバースあたりの最大ゾーン数 6
リージョンあたりの最大ゾーン数 6

Resource Manager

システムの上限 メモ
プロジェクト名の最大サイズ 30 文字 プロジェクト名には 4 文字以上を使用する必要があります。プロジェクト名には、文字、数字、単一引用符、ハイフン、スペース、感嘆符を使用できます。詳細については、プロジェクト ID をご覧ください。
プロジェクト ID の最大サイズ 30 文字 プロジェクト ID には 6 文字以上を使用する必要があります。プロジェクト ID には、小文字、数字、ハイフンを使用できます。詳細については、プロジェクト ID をご覧ください。
ゾーンあたりの組織の最大数 10
組織あたりのプロジェクトの最大数 100
1 ゾーン、1 顧客組織あたりの最小物理サーバー数 6 台の物理サーバー 物理サーバー番号には、3 つのコントロール プレーン サーバーと 3 つのワーカー サーバーが含まれています。