AWS 用 Partner Cross-Cloud Interconnect のプロビジョニングの概要

このページでは、Amazon Web Services(AWS)向け Partner Cross-Cloud Interconnect 接続を正しく作成し、プロビジョニングする手順について説明します。

接続は Google Cloud または Amazon Web Services のどちらからでも開始できます。接続を正常に確立するためには、transport リソースを作成する必要があります。リソースを作成して接続を確立した後は、プロビジョニングをどこから開始しても処理の流れは同じです。作成したリソースはどちら側からでも管理でき、リソースの有効化、無効化や帯域幅の変更が可能です。

AWS 向け Partner Cross-Cloud Interconnect のプロビジョニング プロセスを開始する前に、次の点を確認してください。

ワークフローは、AWS のアクティベーション キーがあるかどうかによって異なる場合があります。詳しくは、以降のセクションをご覧ください。

API を使用して接続を構成できない場合は、サポートにお問い合わせください。

アクティベーション キーがない場合に Google Cloud から接続を開始する

AWS からアクティベーション キーを取得していない場合は、Google Cloudから AWS 向け Partner Cross-Cloud Interconnect の接続を開始してプロビジョニングできます。方法は次のとおりです。

  1. ペア設定されたロケーションを選択します

    Google Cloud リージョンは特定の AWS リージョンとペアになっています。特定の Google Cloud リージョンにリソースを作成する場合は、対応する AWS リージョンを選択する必要があります。

  2. リージョンで使用可能なプロファイルを一覧表示します

  3. 正しいプロファイルを選択して、トランスポート リソースを作成します。

  4. 生成されたアクティベーション キーを使用して、AWS アカウントで接続を作成します。

  5. VPC ネットワーク ピアリングを確立します

  6. ピアリングされた VPC ネットワークとルートテーブルを一覧表示して、接続を確認します。

アクティベーション キーがある場合に AWS から接続を開始する

AWS からすでにアクティベーション キーを取得している場合は、AWS 側から AWS 向け Partner Cross-Cloud Interconnect の接続を開始してプロビジョニングできます。方法は次のとおりです。

  1. AWS コンソールを使用して鍵を有効にします。

  2. 手順に沿って、AWS コンソールから接続を作成します。接続を Google Cloud側で受け入れるプロジェクトとリージョンを指定する必要があります。ペア設定されたロケーションの一覧については、ペア設定されたロケーションを選択するをご覧ください。

  3. AWS 側でリソースが作成されたら、提供されたアクティベーション キーを使用して Google Cloud リソースを作成します。

  4. VPC ネットワークをトランスポートのピアリング VPC ネットワークにピアリングします