保存済みクエリについて

このページでは、MongoDB 互換の Firestore での保存済みクエリの仕組みについて説明します。

Firestore Studio を使用して、クエリを作成、保存、管理できます。保存済みクエリ機能は、 Google Cloud コンソールでのみ使用できます。

保存済みクエリには次の特徴があります。

  • すべてのクエリは暗号化されます。
  • 保存済みクエリはプロジェクトの子です。
  • 保存済みクエリは、プロジェクトが削除されると削除されます。インスタンスまたはデータベースを削除しても、プロジェクト内の保存済みクエリには引き続き、 Google Cloud コンソールの [保存したクエリ] ページからアクセスできます。
  • 保存済みクエリを表示して管理するには、適切な Identity and Access Management(IAM)ロールまたは権限が必要です。
  • 保存済みクエリには、Firestore Studio を使用するか、 Google Cloud コンソールの [保存済みクエリ] ページに移動してアクセスできます。保存済みクエリに API を介してアクセスすることはできません。

ストレージのロケーション

MongoDB 互換の Firestore は、データベースと同じロケーションにクエリを保存しようとします。ただし、保存済みクエリのストレージは限られた数のロケーションでしか使用できないため、デフォルトで別のリージョンが選択されることがあります。保存したクエリの保存場所を表示して更新するには、まず保存サブタスクの [詳細オプションを表示] をクリックします。次に、[リージョン] プルダウンから使用可能なロケーションを選択します。

制限事項

保存済みクエリには次の制限があります。

  • プロジェクトで作成できる保存済みクエリの上限は 10,000 件(他の Google Cloud プロダクトの保存済みクエリを含む)です。詳細については、割り当てと上限をご覧ください。
  • 保存済みクエリを含むインスタンスには、顧客管理の暗号鍵を使用できません。

料金

保存済みクエリの使用や保存に追加料金はかかりません。

次のステップ