App Engine アプリを構成するには、app.yaml ファイルを使用します。このファイルには、CPU、メモリ、ネットワーク リソース、ディスク リソース、スケーリングをはじめとする、環境変数を含む全般的な設定が含まれています。
app.yaml ファイルの概要
app.yaml ファイルには、バージョンや URL など、Python アプリのランタイム構成を指定できます。このファイルは、特定のサービス バージョンのデプロイ記述子として機能します。
追加サービス用に app.yaml ファイルを作成してデプロイするには、その前に、default サービス用の app.yaml ファイルを作成する必要があります。
次の app.yaml は、最新バージョンの Python を使用するようにアプリを構成する方法を示しています。Python の他のサポート対象バージョンを使用するには、app.yaml ファイルを更新する必要があります。詳細については、Python ランタイムをご覧ください。
アプリのサービスの複雑さによっては、対応する app.yaml ファイルの一部の要素を定義するだけで済む場合もあります。次の例に、フレキシブル環境での簡単な Python アプリで必要になる可能性があるものを示します。
app.yaml ファイルには一意の名前を指定できます。ただし、その場合はデプロイ コマンドでもそのファイル名を指定する必要があります。たとえば、app.yaml ファイルに service-name-app.yaml または app.flexible.yaml という名前を指定した場合は、次のいずれかを使用してアプリをデプロイする必要があります。
gcloud app deploy service-name-app.yaml
gcloud app deploy app.flexible.yaml
app.yaml ファイルを構造化する方法については、ウェブサービスの構造化をご覧ください。
すべての構成要素
この構成ファイルでサポートされるすべての要素の一覧については、app.yaml リファレンスをご覧ください。