ユースケース: パフォーマンスを最適化する

Gemini Enterprise を使用して、コードのパフォーマンスを最適化できます。

サンプル プロンプト

チャット ボックスに次のようなプロンプトを入力します。

Analyze this code snippet for potential performance bottlenecks. Can you
suggest alternative data structures or algorithms that might be more efficient?

出力例

このプロンプトに対して、Gemini Enterprise は次のような出力を生成します。

もちろんです。このコードを分析して、より効率的な代替案を提案できます。

パフォーマンスの分析

find_matching_users 関数の主なパフォーマンス ボトルネックは、次の行にあります。

if user in all_users:

all_users がリストの場合、要素(user in all_users)の存在を確認するには、一致が見つかるまでリストを反復処理する必要があります。最悪の場合、このオペレーションの時間複雑性は O(n)になります。ここで、n は all_users 内のアイテムの数です。

このチェックは users_to_check(「m」個のアイテムがあるとします)のすべての user に対して実行されるため、関数の合計時間複雑性は O(n * m)になります。両方のリストが大きい場合、これは非常に非効率的になる可能性があります。


推奨される言い換え

同じタスクを実行するための、より効率的な 2 つの方法を紹介します。

1. Set for Faster Lookups に変換する

all_usersset に変換すると、ルックアップ プロセスを大幅に高速化できます。セット内の要素の存在を確認するオペレーションは、平均して O(1)です。

これにより、全体的な時間複雑性が約 O(n + m)に減少し、大幅な改善となります。

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