Eventarc でイベント ドリブン型アーキテクチャを作成する
Eventarc と MongoDB 互換の Firestore を使用して、イベント ドリブン アーキテクチャを構築できます。MongoDB 互換の Firestore の Eventarc トリガーは、データベース内の特定のドキュメントへの変更からイベントを生成します。トリガーは、サポートされている宛先にイベントを転送できます。
- Cloud クライアント ライブラリと Firebase SDK をサポートする Cloud Run functions(第 2 世代)
- Cloud Run
- Google Kubernetes Engine
- Workflows
Eventarc は、分離されたマイクロサービス間の状態変更(イベント)を管理する標準化されたソリューションを提供します。トリガーされると、Eventarc は配信、セキュリティ、認可、オブザーバビリティ、エラー処理の管理を行いながら、これらのイベントをさまざまな宛先にルーティングします。
制限事項
Eventarc の MongoDB 互換の Firestore トリガーには、次の制限事項があります。
- 順序は保証されません。短時間に複数の変更を行うと、予期しない順序でイベントがトリガーされることがあります。
イベントは、少なくとも 1 回配信されます。
イベント ハンドラがべき等であることを確認し、イベントが複数回配信されるときに予期しない結果や副作用が発生しないようにします。詳細については、べき等関数の構築をご覧ください。
トリガーは、単一のデータベースに関連付けられます。複数のデータベースに一致するトリガーは作成できません。
データベースを削除しても、そのデータベースのトリガーは自動的に削除されません。トリガーはイベントの配信を停止しますが、トリガーを削除するまで存在し続けます。 データベースが再作成された場合は、イベント配信を復元するために、関連するトリガーも削除して再作成する必要があります。
MongoDB 互換の Firestore は Cloud Run functions(第 2 世代)をサポートしていますが、Cloud Run functions(第 1 世代)はサポートしていません。
Firestore Enterprise エディションのデータベースは、Datastore エンティティのイベントタイプをサポートしていません。
次のステップ
- イベント ドリブン アーキテクチャについて確認する。