トレース割り当ての使用量と取り込まれたスパンをモニタリングする

Cloud Monitoring でアラート ポリシーを作成して、1 か月あたりの Cloud Trace 取り込みスパン数、割り当て使用量、スパン取り込み率をモニタリングできます。アラート ポリシーを作成したことがない場合は、アラート ポリシーの管理で Cloud Monitoring コンソールに関する詳細をご覧ください。

Cloud Trace API 使用量の割り当て超過をモニタリングする

取り込まれた Cloud Trace スパンの月間合計が、割り当て量を超えるとトリガーされるアラート ポリシーを作成するには、次の設定を使用します。

[New condition]
フィールド

リソースと指標 [リソース] メニューで、[消費した API] を選択します。
[指標カテゴリー] メニューで、[API] を選択します。
[指標] メニューで [リクエスト数] を選択します。

(metric.type は serviceruntime.googleapis.com/api/request_count です。)
フィルタ service = cloudtrace.googleapis.com
response_code = 429
時系列全体
時系列集計
sum
ローリング ウィンドウ 1 m
ローリング ウィンドウ関数 sum
[Configure alert trigger]
フィールド

Condition Type Threshold
Alert trigger Any time series violates
しきい値の位置 Above threshold
しきい値 0
再テスト ウィンドウ 1 minute

月間スパン取り込みをモニタリングする

取り込まれた Cloud Trace スパンの月間合計が、ユーザー定義の上限を超えたときに起動するアラート ポリシーを作成するには、次の設定を使用します。

[New condition]
フィールド

リソースと指標 [リソース] メニューで、[グローバル] を選択します。
[指標カテゴリ] メニューで、[お支払い] を選択します。
[指標] メニューで、[Monthly trace spans ingested] を選択します。
フィルタ
時系列全体
時系列集計
sum
ローリング ウィンドウ 60 m
ローリング ウィンドウ関数 max
[Configure alert trigger]
フィールド

Condition Type Threshold
Alert trigger Any time series violates
しきい値の位置 Above threshold
Threshold value 許容値を決定します。
再テスト ウィンドウ 最小許容値は 30 分です。

スパンの取り込み率をモニタリングする

スパンの取り込み速度をモニタリングすることもできます。この場合は、指標タイプ [Trace spans ingested] を選択します。この指標タイプには、[データを変換する] セクションと [時系列全体] セクションのデフォルト設定が適しています。