このドキュメントでは、Cloud Text-to-Speech の使用に対する API の現在の制限事項と使用量上限について説明します。これらの制限事項や使用量上限に変更があったときは、このページにもその変更が反映されます。Google は、このような制限事項をいつでも変更できる権限を有します。コンテンツとリクエストの合計数を追跡するには、API 使用状況のモニタリングに関するドキュメントをご覧ください。
アプリケーションやメディアで Cloud Text-to-Speech を使用して作成した音声データファイルのご利用に際しては、適用される法律を含め、Google Cloud Platform 利用規約に準拠していただく必要があります。
Google Cloud コンソールからリクエストの上限の引き上げをリクエストできます。コンテンツの上限を引き上げることはできません。詳細については、割り当ての調整をリクエストするをご覧ください。
リクエスト送信後に、Google から詳細について確認させていただく場合があります。リクエストの承認または却下の結果については、追ってお知らせいたします。
コンテンツの上限
Cloud TTS のコンテンツはテキストデータ(生の文字列または SSML 形式のデータ)として提供されます。
この API では、このコンテンツのサイズに対し次の上限が適用されます(変更される場合があります)。
| 音声合成の上限 | 値 |
|---|---|
| 1 リクエストあたりの合計バイト数 | 5,000 |
リクエストの上限
Cloud TTS の現在の API 使用量上限は次のとおりです(これらの上限は変更されることがあります)。
| 制限の種類 | 使用量上限 |
|---|---|
| Chirp3RequestsPerMinutePerProject | 200 |
| ChirpVoiceCloningRequestsPerMinutePerProject | 30 |
| ConcurrentStreamingSessionsPerProject | 100 |
| GenerateVoiceCloningKeyRequestsPerMinutePerProject | 10 |
| LongAudioSynthesisQueryRequestsPerMinutePerProject | 100 |
| LongAudioSynthesisRequestsPerMinutePerProject | 100 |
| Neural2RequestsPerMinutePerProject | 1,000 |
| PolyglotRequestsPerMinutePerProject | 1,000 |
| RequestsPerMinutePerProject | 1,000 |
| StudioRequestsPerMinutePerProject | 500 |
Gemini-TTS の使用量上限
Gemini-TTS の API 使用量上限は次のとおりです。
| モデル名 | 使用量上限(QPM1) |
|---|---|
| gemini-2.5-flash-tts | 1502 |
| gemini-2.5-pro-tts | 1252 |
1 1 分間あたりのクエリ数
2記載されている使用上限はデフォルトの最大値であり、変更される可能性があります。有効な割り当て上限はプロジェクトによって異なり、リクエストに応じて引き上げることができます。