常時の検出と依存関係マッピングは、ワークロード マッピング、ワークロード間の依存関係、その他のワークロード固有の属性(パフォーマンスや可用性のベースラインなど)に合わせて、インフラストラクチャ データを継続的に調整するために重要です。これにより、移行のグループ化と優先順位付け、およびランディング ゾーンの最適化に関する意思決定が向上します。
次の表では、エンタープライズ ワークロードの検出と評価に使用できる一般的なツールを示します。
Google Cloud ツール
ツール | 説明 |
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Migration Center to BigQuery Exporter | Migration Center から BigQuery にデータと分析情報をエクスポートできるツール。BigQuery では、インフラストラクチャ データの追加分析を行うことができます。 |
Migvisor | EPAM によるクラウド データベース移行評価プロダクト。これは、企業がデータベース ワークロードを分析することをサポートし、予想される短期的成果と課題を特定する視覚的なクラウド移行ロードマップを生成します。 |
Oracle から BMS への移行の評価 | Google の Oracle 移行エキスパートに、蓄積されたエクスペリエンスを提供するツール。完全に自動化されており、お客様のライフサイクル エンゲージメント全体にわたる単一の評価ツールとして設計されています。 注: これは、オープンソース ツールであり、Google はサポートしていません。 |
サードパーティ製ツール
検出と評価によく使用されるサードパーティ製ツールは次のとおりです。
- CAST Software の静的コード分析ツール。 Google Cloudでの実行準備状況の詳細な技術的な適合性分析を行います。アプリケーションのモダナイゼーションの意思決定と変更管理に役立ちます。
- Matilda Cloud: アプリケーション トポロジと、それらをサポートするソフトウェアとハードウェア インフラストラクチャをエージェントレスで自動的に検出するツール。アプリケーションのモダナイゼーションとクラウドへの移行に役立ちます。
- Txture: 詳細なアプリケーション トポロジ マッピングなど、IT インフラストラクチャ マッピング用のツール。複数のソースからのデータを含めることができるため、インフラストラクチャのモダナイゼーション プロジェクトで役立ちます。