データ所在地

このページでは、AML AI のデータ所在地について説明します。データ所在地は、データが保存される場所を表します。AML AI では、内部および外部のデータ所在地の要件を遵守するために、データの保存場所を制御できます。

インスタンス リソースは、リージョンを指定して作成されます。親の下に作成されたアーティファクトは、そのリージョンのロケーションに制限されます。

AML AI とデータの保管場所

  • お客様のデータは非アクティブ状態で保存され、ML 処理は指定されたリージョンで実行されます。
  • これには、データセット、エンジン構成、モデルなどの AML AI リソースに関連付けられた顧客データが含まれ、入力と出力、生成された ML 特徴、モデルのハイパーパラメータ、モデルの重み、予測結果のコピーが含まれます。
  • お客様データの定義については、サービス固有の利用規約をご覧ください。これには、リソース識別子、属性、その他のデータラベルが含まれない場合があります。

組織の制約

組織の制約(constraints/gcp.resourceLocations)を使用すると、 Google Cloud リソースを作成できるリージョンを制御できます。AML AI は、リソースの作成時にこれらのリージョン制約に従います。詳細については、リソース ロケーションの制限リソース ロケーションのサポート対象サービスをご覧ください。

ロケーション リソース

ロケーション リソースの親オブジェクト

AML AI には、AML AI 内の他のすべてのリソースの親オブジェクトとしてロケーション リソースがあります。すべての子 AML AI リソースは 1 つのロケーション リソースにのみ関連付けられます。これにより、関連付けられたリージョン内のデータ所在地が確保されます。 Google Cloud

入力データと出力データ

AML AI インスタンスでは、すべての入力データと出力データを同じリージョンとプロジェクトで指定する必要があります。これにより、データがリージョン間で誤って移動されるのを防ぐことができます。 Google Cloud

次のステップ

Google のデータ所在地に関するコミットメントの詳細については、データ所在地に関する利用規約をご覧ください。