Application Integration でサポートされているコネクタをご覧ください。
実行のリプレイ
公開された統合の実行を再生すると、前回の実行と同じパラメータ、異なるパラメータ、または特定の障害点を使用して統合を再実行できます。たとえば、タイムアウト エラーが原因で統合が失敗した場合や、統合の出力が期待どおりでない場合は、実行を再生できます。実行のリプレイのメリットの詳細については、実行のリプレイの概要をご覧ください。
以降のセクションでは、Application Integration の [実行ログ] ページから実行を再生する方法について説明します。
必要なロール
実行のリプレイに必要な権限を取得するには、プロジェクトに対する Application Integration 起動元 (roles/integrations.integrationInvoker
)IAM ロールの付与を管理者に依頼してください。ロールの付与については、プロジェクト、フォルダ、組織に対するアクセス権の管理をご覧ください。
必要な権限は、カスタムロールや他の事前定義ロールから取得することもできます。
実行のリプレイ
実行をリプレイするには、次のいずれかのオプションを選択します。
Console
- [Application Integration] で、[ログ] ページに移動します。
[実行ログ] ページが表示され、リージョン固有の実行ログのリストが表示されます。
- リプレイする実行ログの
実行のステータスが [一時停止]、[保留中]、[保留中の再試行] の場合は、[
キャンセルしてリプレイ] オプションを選択します。
(その他の操作)をクリックし、[ リプレイ] を選択します。 - [実行のリプレイ] ペインで、次の入力を指定します。
- 実行をリプレイする理由: 実行をリプレイする理由を入力します。この理由は実行ログに表示され、デバッグに役立つことがあります。
- 失敗したポイントから再生: 失敗したポイントから実行を再生する場合に選択します。これにより、前の実行で失敗した最初のタスクまたはトリガーから再開されます。
- 入力変数を構成する: このセクションでは、再生実行の入力変数を構成できます。前の実行の既存の値を使用するか、再生する新しい値を指定できます。
- [リプレイ] をクリックします。
次の図は、[実行のリプレイ] ペインが開いている実行ログの例を示しています。
API
projects.locations.integrations.executions.replay
メソッドを呼び出し、再生する実行の ID を指定します。
curl -X POST https://integrations.googleapis.com/v1/projects/PROJECT_ID/locations/REGION/integrations/INTEGRATION_NAME/executions/EXECUTION_ID:replay -H "Authorization: Bearer $TOKEN"
次のステップ
- 実行のリプレイについて学習する。
- 実行のキャンセルについて学習する。
- Application Integration のログについて学習する。