VMware Engine プロダクトの制限事項
このドキュメントでは、Google Cloud VMware Engine のプロダクト制限事項について説明します。VMware Engine を使用する場合は、次の制限が適用されます。
- Aria 機能: VMware Cloud Foundation(VCF)に含まれる Aria Suite Enterprise または Aria Operations for Networks(「Aria 機能」)を、VCF コアの管理にのみ使用できます。
- VMware ツール: 「VMware ツール」は、ゲスト オペレーティング システムにインストールできるユーティリティとドライバのスイートで、vSphere ハイパーバイザと組み合わせた仮想マシンでの実行時のゲスト オペレーティング システムのパフォーマンスと機能を向上させます。VMware ツールを他の(vSphere 以外の)ハイパーバイザと併用することはできません。仮想マシン内のゲスト オペレーティング システムに VMware ツールがインストールされている場合は、サードパーティに VMware ツールを配布できます。
API とサードパーティ アプリケーション(vDefend): vDefend ファイアウォールを使用する場合は、次の制限事項が適用されます。
- vDefend に含まれる API(サービス固有の利用規約で定義されているもの)は、vDefend を Google Cloud 管理システム、ネットワーク管理システム、課金システムと統合する場合にのみ使用できます。
- その他のサービス(プロトコル、トラフィック エンジニアリング、L4-L7、または vDefend 専用のサードパーティ アプリケーションなど)で API または vDefend の他の部分を使用するには、CA Inc. による書面での承認が必要で、かつお客様が追加料金を支払うものとします。
Microsoft プロダクト: Microsoft プロダクトを使用する場合、次の制限が適用されます。
- Google が提供する Windows Server イメージは、VMware Engine での顧客ワークロード VM の実行にのみ使用できます。Google 提供の Windows Server イメージを使用する VM を、オンプレミスや VMware Engine 以外の他の環境に移行またはエクスポートすることはできません。
- VMware Engine プライベート クラウドでは、 Google Cloud からBYOL とオンデマンドの Windows Server ライセンスを組み合わせて使用できます。具体的には、Google は Windows Server 2022 以降のバージョンを実行している vCPU のライセンスのみを提供します。プライベート クラウドで実行されている他のすべてのバージョンの Windows Server のライセンス(BYOL)はお客様の責任となります。