サポートされている Kubernetes クラスタのバージョン

GKE 接続クラスタの各リリースには、Kubernetes バージョンのメモが付属しています。これらはリリースノートに似ていますが、Kubernetes バージョンに固有のものであり、技術的な詳細情報が記載される場合があります。

GKE 接続クラスタは、次の Kubernetes バージョンをサポートしています。

Kubernetes 1.33

1.33.0-gke.1

Kubernetes 1.32

1.32.0-gke.2

1.32.0-gke.1

Kubernetes 1.31

1.31.0-gke.5

1.31.0-gke.4

1.31.0-gke.3

1.31.0-gke.2

1.31.0-gke.1

Kubernetes 1.30

1.30.0-gke.7

1.30.0-gke.6

1.30.0-gke.5

1.30.0-gke.4

  • 互換性を破る変更: GKE 接続クラスタは、接続クラスタの作成または更新時に、必須サービス(cloudresourcemanager.googleapis.commonitoring.googleapis.com)が有効になっていることを検証します。詳細については、Google Cloud の要件をご覧ください。

1.30.0-gke.3

  • 互換性を破る変更: GKE 接続クラスタは、接続クラスタの作成または更新時に、必須サービス(gkeconnect.googleapis.comgkehub.googleapis.comkubernetesmetadata.googleapis.comlogging.googleapis.com)が有効になっていることを検証します。 詳細については、Google Cloud の要件をご覧ください。
  • セキュリティに関する修正:

1.30.0-gke.2

1.30.0-gke.1

Kubernetes 1.29

1.29.0-gke.9

1.29.0-gke.8

1.29.0-gke.7

  • 互換性を破る変更: GKE 接続クラスタは、接続クラスタの作成または更新時に、必須サービス(cloudresourcemanager.googleapis.commonitoring.googleapis.com)が有効になっていることを検証します。詳細については、Google Cloud の要件をご覧ください。

1.29.0-gke.6

  • 互換性を破る変更: GKE 接続クラスタは、接続クラスタの作成または更新時に、必須サービス(gkeconnect.googleapis.comgkehub.googleapis.comkubernetesmetadata.googleapis.comlogging.googleapis.com)が有効になっていることを検証します。 詳細については、Google Cloud の要件をご覧ください。
  • セキュリティに関する修正:

1.29.0-gke.5

1.29.0-gke.4

1.29.0-gke.3

1.29.0-gke.2

  • 互換性を破る変更: Kubernetes 1.29 以降、クラスタにはドメイン kubernetesmetadata.googleapis.com へのアウトバウンド HTTPS 接続が必要になります。プロキシ サーバーまたはファイアウォール構成で、このトラフィックが許可されていることを確認してください。Kubernetes Metadata API も有効にする必要があります。これは Google Cloud コンソールで有効にできます。

  • 機能: ドメイン opsconfigmonitoring.googleapis.com への接続の要件が削除されました。このドメインは、これまでロギングとモニタリングに必要でしたが、Kubernetes 1.29 以降では不要になりました。このドメインをファイアウォールまたはプロキシ サーバーの構成から削除する必要があります。

  • バグの修正: Fluentbit エージェントが応答しなくなり、Cloud Logging へのログの取り込みが停止することがある問題を修正しました。この状況が発生した場合に、エージェントを検出して自動的に再起動するメカニズムが追加されました。

1.29.0-gke.1

  • 互換性を破る変更: Kubernetes 1.29 以降、クラスタにはドメイン kubernetesmetadata.googleapis.com へのアウトバウンド HTTPS 接続が必要になります。プロキシ サーバーまたはファイアウォール構成で、このトラフィックが許可されていることを確認してください。Kubernetes Metadata API も有効にする必要があります。これは Google Cloud コンソールで有効にできます。

  • 機能: ドメイン opsconfigmonitoring.googleapis.com への接続の要件が削除されました。このドメインは、これまでロギングとモニタリングに必要でしたが、Kubernetes 1.29 以降では不要になりました。このドメインをファイアウォールまたはプロキシ サーバーの構成から削除する必要があります。

  • バグの修正: Fluentbit エージェントが応答しなくなり、Cloud Logging へのログの取り込みが停止することがある問題を修正しました。この状況が発生した場合に、エージェントを検出して自動的に再起動するメカニズムが追加されました。

Kubernetes 1.28

1.28.0-gke.9

1.28.0-gke.8

1.28.0-gke.7

1.28.0-gke.6

1.28.0-gke.5

  • セキュリティに関する修正:

1.28.0-gke.4

  • セキュリティに関する修正:

1.28.0-gke.3

1.28.0-gke.2

  • バグの修正: Google グループ使用時の断続的な認可エラーを修正しました。

1.28.0-gke.1

  • 互換性を破る変更: 1.28 以降、クラスタには {GCP_LOCATION}-gkemulticloud.googleapis.com へのアウトバウンド HTTPS 接続が必要です。プロキシ サーバーまたはファイアウォール(あるいは両方)で、このトラフィックが許可されていることを確認してください。

  • 機能: ほとんどの機能で Google IAM バインディングを明示的に追加する必要がなくなりました。

    1. クラスタを作成するときに gke-system/gke-telemetry-agent のバインディングを追加する必要がなくなりました。
    2. Google Managed Service for Prometheus のマネージド データ収集を有効にする際に、gmp-system/collectorgmp-system/rule-evaluator のバインディングを追加する必要がなくなりました。
    3. Binary Authorization を有効にするときに gke-system/binauthz-agent のバインディングを追加する必要がなくなりました。
  • バグの修正: Anthos 接続クラスタからの Cloud Logging のログ取り込みを強化:

    • タイムスタンプの解析の問題を修正しました。
    • anthos-metadata-agent のエラーログに正しい重大度を割り当てました。