ConfigManagement フィールド

このページでは、ConfigManagement オブジェクトで設定できるさまざまなフィールドについて説明します。このオブジェクトは、kubectl コマンドを使用して Config Sync を構成するときに使用できます。

Config Sync 機能の構成

キー 説明
spec.enableMultiRepo true の場合、RootSync API と RepoSync API を有効にします。これらの API を使用すると、複数のリポジトリからの同期など、Config Sync の追加機能を利用できます。Kustomize と Helm の構成の同期についてのページをご覧ください。デフォルトは false です。
spec.preventDrift true の場合、Config Sync アドミッション Webhook を有効にして、競合変更がライブクラスタに push されないように拒否することによってブレを防止します。デフォルトは false です。Config Sync は、このフィールドの値に関係なく、常にブレを修正します。

ConfigManagement オブジェクトの動作に関する構成

キー 説明
spec.clusterName クラスタをグループ化するために ClusterSelector によって使用されるクラスタのユーザー定義名。これは Config Sync インストール内で一意です。 Google Cloud コンソールでこのフィールドを構成することはできません。

ConfigManagement オブジェクトの例

apiVersion: configmanagement.gke.io/v1
kind: ConfigManagement
metadata:
  name: config-management
spec:
  clusterName: my-cluster
  enableMultiRepo: true