このドキュメントでは、Gemini Enterprise の既知の問題と制限事項について説明します。
データの接続と管理
Gemini Enterprise でデータを接続して管理する際の既知の問題と制限事項は次のとおりです。
プロジェクトごとに作成できるデータストアは 500 個までです。データストアがさらに必要な場合は、新しいプロジェクトを使用する必要があります。
プロジェクトごとに作成できる Gemini Enterprise アプリは 500 個までです。アプリがさらに必要な場合は、新しいプロジェクトを使用する必要があります。
アプリを作成すると、データストアとアプリの Google Cloud プロジェクトとロケーションが固定されます。異なるプロジェクトまたはロケーション間でデータと設定を自動的に移行することはできません。
ウェブサイトのデータを Gemini Enterprise アプリに接続することはできません。
アプリでコネクタに対してサポートできるデータ接続方法は、1 つ(フェデレーションまたは取り込み)のみです。コネクタがデータ フェデレーションとデータの取り込みの両方をサポートしている場合は、優先したいデータ接続方法を選択します。
プレビュー版の Gemini 3 の使用
Gemini Enterprise で Gemini 3 Pro と Gemini 3 Flash を使用する際の既知の問題と制限事項は次のとおりです。
Gemini 3 はプレビュー版であり、Vertex AI グローバル リージョンでのみ使用できます。そのため、Gemini Enterprise の米国または EU リージョンにおけるデータ所在地(DRZ)または ML 処理の要件を満たしていません。
Gemini 3 では、デフォルトの LLM モデルと比較してレイテンシが増加する可能性があります。
容量が限られているため、回答の生成中や会話中にアシスタントがタイムアウトすることがあります。
回答の生成に使用されたソースが明示的にリストされない場合があります。
メールの送信やイベントの作成などのアクションが想定どおりに機能しないことがあります。
プレビュー版の Nano Banana Pro による画像の生成
Gemini Enterprise でプレビュー版の Nano Banana Pro(Gemini 3 Pro Image)を使用する際の既知の問題と制限事項は次のとおりです。
Nano Banana Pro は画像生成のプレビュー版であり、Vertex AI グローバル リージョンでのみ使用できます。そのため、Gemini Enterprise の米国または EU リージョンにおけるデータ所在地(DRZ)または ML 処理の要件を満たしていません。
管理者が Gemini Enterprise Standard または Plus エディションで Nano Banana Pro を有効にしても、ウェブアプリに表示されるまでに時間がかかることがあります。
1 回のチャット リクエストで生成する画像は 3 枚以下にすることをおすすめします。