Resource Manager API は Kubernetes カスタム リソースを使用し、組織リソースとプロジェクト リソースのプロビジョニングと管理に Kubernetes Resource Model(KRM)を使用します。これは、インストール、アップグレード、アンインストールなど、Google Distributed Cloud(GDC)のエアギャップ組織とプロジェクトのライフサイクルを管理するために使用されます。
Resource Manager API を使用するには、GDC コンソール、gdcloud CLI を使用するか、kubectl CLI を使用して API を直接呼び出すことをおすすめします。アプリケーションで独自のライブラリを使用してこの API を呼び出す必要がある場合は、次の例と完全な API 定義を使用してリクエストを作成します。
サービス エンドポイントとディスカバリ ドキュメント
Resource Manager API は、ゾーン デプロイまたはグローバル デプロイに応じて 2 つのパッケージで提供されます。
ゾーン Resource Manager API とグローバル Resource Manager API の API エンドポイントは、それぞれ次のとおりです。
https://MANAGEMENT_API_SERVER_ENDPOINT/apis/resourcemanager.gdc.goog/v1https://MANAGEMENT_API_SERVER_ENDPOINT/apis/resourcemanager.global.gdc.goog/v1
Resource Manager View API の API エンドポイントは次のとおりです。
https://MANAGEMENT_API_SERVER_ENDPOINT/apis/resourcemanagerview.gdc.goog/v1
MANAGEMENT_API_SERVER_ENDPOINT 変数は、Management API サーバーのエンドポイントです。
kubectl proxy コマンドを使用すると、ブラウザまたは curl などのツールで API エンドポイント URL にアクセスして、Resource Manager API のディスカバリ ドキュメントを取得できます。kubectl proxy コマンドは、ローカルマシンの Kubernetes API サーバーへのプロキシを開きます。このコマンドの実行後、次の URL でドキュメントにアクセスできます。
http://127.0.0.1:8001/apis/resourcemanager.gdc.goog/v1http://127.0.0.1:8001/apis/resourcemanager.global.gdc.goog/v1http://127.0.0.1:8001/apis/resourcemanagerview.gdc.goog/v1
プロジェクト リソースの例
次の例は、GDC プロジェクト リソースとして構成された Project オブジェクトの例です。Resource Manager API のユーザーとして、GDC コンソールでプロジェクトを作成すると、デフォルトで Project オブジェクトが生成されます。必要なプロジェクトの状態を反映するためにのみ変更する必要があります。
apiVersion: resourcemanager.global.gdc.goog/v1
kind: Project
metadata:
namespace: platform
name: test-project