このページでは、セルフマネージド MySQL データベースから BigQuery や Cloud Storage などのサポートされている宛先にデータをストリーミングするように変更データ キャプチャ(CDC)を構成する方法について説明します。この手順は、MariaDB、Percona Server for MySQL、Alibaba Cloud PolarDB などのデータベースにも適用されます。
バイナリログの設定と保持期間を確認する
次の MySQL コマンドを入力して、バイナリログが正しく設定されていることを確認します。
SHOW GLOBAL VARIABLES LIKE '%binlog_format%';
binlog_format
変数の値がROW
に設定されていることを確認します。Datastream は、MIXED
またはSTATEMENT
のバイナリログ形式をサポートしていません。次の MySQL コマンドを入力して、バイナリログの行形式が
FULL
に設定されていることを確認します。SHOW GLOBAL VARIABLES LIKE 'binlog_row_image';
次の MySQL コマンドを入力して、バイナリログのレプリカ更新オプションが
ON
に設定されていることを確認します。SHOW GLOBAL VARIABLES LIKE 'log_replica_updates';
8.0.26 より前の MySQL バージョンの場合は、代わりに次のコマンドを入力します。
SHOW GLOBAL VARIABLES LIKE 'log_slave_updates';
次の MySQL コマンドを入力して、バイナリログの保持期間が
604800
秒(7
日)に設定されていることを確認します。SHOW GLOBAL VARIABLES LIKE 'binlog_expire_logs_seconds';
MySQL バージョン 8.0.3 より前の場合は、代わりに次のコマンドを入力します。
SHOW GLOBAL VARIABLES LIKE 'expire_logs_days';
Datastream ユーザーを作成する
DataStream ユーザーを作成するには、次の MySQL コマンドを入力します。
CREATE USER 'datastream'@'%' IDENTIFIED BY 'YOUR_PASSWORD'; GRANT REPLICATION SLAVE, SELECT, REPLICATION CLIENT ON *.* TO 'datastream'@'%'; FLUSH PRIVILEGES;
次のステップ
- Datastream が MySQL ソースと連携する仕組みについて学習します。