保存したクエリの概要

このページでは、AlloyDB for PostgreSQL での保存済みクエリの仕組みについて説明します。

AlloyDB Studio を使用して、保存済みクエリとして SQL スクリプトを作成、保存、管理できます。保存済みクエリ機能は、 Google Cloud コンソールでのみ使用できます。

保存済みクエリには次の特徴があります。

  • Google-owned and Google-managed encryption keys すべてのクエリが保存中に暗号化されます。
  • 保存済みクエリはプロジェクトの子です。
  • 保存済みクエリは、プロジェクトが削除されると削除されます。インスタンスまたはデータベースを削除しても、プロジェクト内の保存済みクエリには引き続き、 Google Cloud コンソールの [保存したクエリ] ページからアクセスできます。
  • 保存済みクエリの表示と管理には、適切な Identity and Access Management(IAM)ロールまたは権限が必要です。
  • 保存済みクエリにアクセスするには、AlloyDB Studio または Google Cloud コンソールの [保存したクエリ] ページを使用する必要があります。API を介して保存済みクエリにアクセスすることはできません。

ストレージのロケーション

AlloyDB は、データベースと同じロケーションにクエリを保存しようとします。ただし、保存済みクエリを保存できるロケーションは限られているため、デフォルトで別のリージョンが選択されることがあります。保存済みクエリの保存場所を確認して更新するには、保存サブタスクの [詳細設定を表示] をクリックします。次に、[リージョン] リストから、使用可能なロケーションを選択します。

制限事項

保存済みクエリには次の制限があります。

  • プロジェクトで作成できる保存済みクエリの上限は 10,000 件(他の Google Cloud プロダクトの保存済みクエリを含む)です。詳細については、割り当てと上限をご覧ください。
  • 保存済みクエリを含むインスタンスには、顧客管理の暗号鍵を使用できません。

料金

保存済みクエリの使用や保存に追加料金はかかりません。

次のステップ